無名ブログ

その辺にいる名も無き一日本人の雑記

戦争しなければ取り返せないのではないか 当たり前の丸山穂高氏発言

 国後島への訪問団の一員として同島を訪問していた日本維新の会丸山穂高議員が、元島民の男性に対し、北方領土は戦争をしないとどうしようもなくないか、戦争しないと取り返せないなどと発言し、後に謝罪している。

 

 この発言を早速問題化する向きがあるようだが、別段丸山氏はおかしな事を言っているわけではない。むしろ当たり前のことを言っているだけではないか。

 

 私は日本維新の会の支持者ではないし、事実上の代表である橋下徹氏の発言の数々を聞いても、同党のことは信用できない。

 

 だが、政党への支持云々と個々の議員の発言の是非の判断は別だ。

 

 北方領土は戦争しなければ取り返せないというのは同意だ。少なくとも、問題発言だとは全く思わない。

 

 無論、対話で領土が帰ってくるのならそれが最善だ。血を流さずに取り返せるのが理想的であることに異論はない。

 

 北方領土についても、沖縄返還のような「奇跡」が起きる可能性も確かにゼロではない。

 

 だが、時間は無限ではない。こうしている間にも元島民は次々と故郷の地を踏むことなく亡くなっている。

 

 身近に置き換えてみてもそうだろう。

 

 ある日突然ロシア人が家に乱入して来て、家から追い出されてしまった。

 

 家を返せ、出て行けといっても返さない、出て行かない。

 

 そうなれば、どうするか。

 

 警官隊が退去するよう警告を発し、あるいはネゴシェイター(交渉人)が交渉し、これに応じて退去し家を返されるのであれば、それが最善の結果だ。

 

 しかし、あくまで応じなければ、最後は警官隊が突入して居座っているロシア人を逮捕し、家から排除して家を持ち主に返してやるのではないか。

 

 70年でもひたすら「対話」を続けるべきという人は、多くはいまい。

 

 国家間のことにまた置き換えるなら、警察が軍隊、自衛隊に換わるだけだ。強制的排除は、戦争に置き換わるだけだ。

 

 ただ、70年でもひたすら「対話」を続けるべきという人が多いのが違いといったところか。

 

  

 丸山氏は当たり前の理屈を言っているだけだ。

 

 無論、戦争となれば多くの血が流れる。

 

 対話で、戦わずに取り返せるのなら、それに越したことはない。

 

 だが、対話で返ってこないのであれば、戦って力ずくで取り返すほかない。

 

 居座っている住居侵入犯が退去警告に応じなければ、力ずくで排除するほかないのと同じだ。

 

 そして、対話し交渉するにはこちらにも相応の力がなければならない。そして、その事を相手にはっきり示さなければならない。

 

 家に居座っているロシア人に、小学生が返せといっても鼻で笑われて終わりだろう。

 

 いざとなれば力ずくで叩き出し、獄へぶち込む力がある警察だから、相手も打算が働き、対話、交渉に乗ってくる、乗ってこざるを得ない。

 

 対話で取り返したいのなら、戦うべきときに戦わなければならないし、その意思もはっきり示さなければならない。

 

 その点でも、丸山氏の発言は当たり前のことを言っているに過ぎない。

 

 口先だけで友好云々言っていたところで、決して北方領土は返ってこない。元島民も決して島へは帰れない。

 

 

 

 同じことは、拉致被害者竹島の奪還にも言える。

 

 あくまで対話に応じないのであれば、北朝鮮に直接乗り込んで助け出してくる、竹島に上陸して韓国軍と戦って排除する。

 

 そうしなければ、拉致被害者竹島も返っては来ない。対話するにも、戦うべきときは戦うという意思を示さなければ、対話にならない。お茶を飲んで飯を食って対談することは対話とは言わない。

 

 大体、中立条約を破って攻めてきて、多くの日本人を虐殺し、略奪し、強姦し、強制連行して強制労働を行わせ、暴悪の限りを尽くした、あのロシア相手に、何を対話するのか。対話とは話の通じる相手、約束を守る相手とするものだ。

 

 中韓北朝鮮に陰に隠れがちだが、卑劣さ、約束を守らない嘘つきぶり、外道の行いの数々は、ロシアもこれら特亜3国に引けをとらない。

 

 

 

 

 丸山氏の発言に対し、訪問団長も元島民の男性は、戦争はすべきでない、戦争という言葉を聞きたくない、必要ないと繰り返していたようだ。

 

 一応、訪問団は交流という名目で国後を訪れていたものであるから、公然と戦争だと叫ぶことは確かにできないかもしれない。

 

 だが、この訪問団長は、交流で北方領土が帰ってくると思っているのだろうか。今まで70年、あれこれ交流行事をやっていたようだが、島は1ミリでも日本に近づいたか。

 

 それとも、彼は戦争するくらいなら故郷へ帰ることは諦めるということか。

 

 他の元島民も抗議したと伝わっているが、事実だとすれば、彼らもお茶会で北方領土が帰ってくると思っているのだろうか。それとも団長同様、戦争するくらいなら故郷へ帰ることは諦めるということか。

 

 

 

 やはり疑問は禁じえない。

 

 この抗議したという団長、元島民。彼らは、本当に故郷の島々を取り返したいと思っているのか。

 

 

 

 なお、その後、ロシア側からも批判が上がったそうだ。

 

 ロシア上院のコサチョフ国際問題委員長の発言。

 

 「日露の関係において最悪の発言」

 「そのような挑発的発言ができるのは、領土問題の根本的解決を望まない人々だ」

 「難しい領土問題について、双方の立場を近づけようとする建設的な意識が一切見ら

れない」

 

 

 「双方」の立場を近づける必要がどこにある。「ロシアが」北方領土を返せば済む事だ。それで全ては解決する。

 

 「領土問題の根本的解決を望まない人々」は、むしろ、丸山氏の当たり前の発言を批判する人々ではないか。